台湾便り 米粉と啤酒（ビール）

台湾一と言われるだけあって、新竹の町中には城隍廟を始めとして、美味しい米粉を食べさせてくれるお店がたくさんあります。
が、問題は、この手の小吃店にはビールが置いてないこと。美味しい米粉を食べながら、喉を潤すことはできないものかと、ビールのありそうなお店を思い浮かべてみましたが・・・何のことはない、自分で作ればいいんですね。


アパートの近くにある「來來小吃」のお店の前に、うず高く積まれた手提げ袋入りのやつを買ってきました。２８玉入り１２０元、安い！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　野菜や肉などの材料を適当に刻んで、


さっと湯がいた米粉と合わせて炒め、調味料で味を整えます。　ついでに花枝（イカ）貢丸湯も添えてみました。


自作米粉はお店のに比べるとちょっと薄味だったけど、台湾啤酒に免じてまぁ良しとしましょう（プハァ）。次回は沙茶醤を加えてみましょうかね。

台湾便り 素食餐廳

今日は会社のお嬢さんの結婚披露宴に出席しました。会場は披露宴としては珍しく素食レストランで、出てくるメニューはすべてベジタリアンフード、そしてお茶とジュースです。
しかし何とも上手に作ってあって、油揚げで作った鶏の烤肉など見た目は変わりません。刺身風のこんにゃくにはわざわざワサビ醤油までついてきました。


そして、ちょっと食べかけで写真が良くないですが、食感と味までだまされたのは、魚のフライあんかけ・・・かじった瞬間少し脂の乗った白身魚かと思いきや、実はエリンギに似たキノコを使っていました。

次から次へと出てくるメニューは、お米で作った貢丸スープ、湯葉を丸めたミートボール・・・・
でも無理に外見を似せようとして、油で揚げているものが多く、折角ヘルシーが売り物のベジタリアンなのに、却って身体に良くないのではないかと・・・老婆心ながらちょっと気になった私です。

【お店の情報】
『如聞心斎(素食餐廳)』　竹北市光明一路458號　Tel [phone]

台湾便り 端午節の粽（ちまき）

我が社には色々なクラブ活動があります。私が所属するのは山登りの「ハイキングクラブ」、スポーツ系ではその他にも「サイクリングクラブ」、「マリンスポーツクラブ(サーフィンやスキューバダイビング)」がありますが、ちょっと変わったところでは「アイリッシュ・ヨガクラブ」や「マッサージクラブ（これは按摩をしてもらうだけ）」などもあります。

ところで今日仕事を終えて帰ろうとしたら、営業の小姐が
　「ヒデさん、これ食べません？」
と言って粽（ちまき）をくれました。

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台湾便り 大溪老街・石門鮮魚料理

夫婦山からの帰りに大溪の町に寄りました。この町にもところどころに古い町並み「老街」が残っています。


表通りに面した電気屋さん。門構えだけは昔ながらの石壁が残っています。

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台湾便り 八里の松花皮蛋（ピータン）

今日は労働節（メーデー）で会社はお休み。原油価格高騰のあおりを受けて、この所、台湾でも軒並み物価が上昇していて、労働節にも力が入るかと思いきや、感心は今ひとつ薄いようです。日本に比べると台湾の人は財テクが上手（好き？）で、皆さん熱心に住宅や株に投資して自己防衛を図っているようですが、バブル崩壊前の日本を見ているようで、他人事ながらちょっと心配です。


さて、先日八里に行った時のことですが、仲間が渡船頭路入口のお店の前に群がっていたので、「何してんの？」と聞くと、皆一様に鹽蛋や皮蛋を大量に入れたビニール袋をぶら下げて、「ここのは美味しいから」と私にも奨めてくれました。

ここ『宋記皮蛋』の紅油心蛋・・・続きを読む

台湾便り 北方大陸餅

「北麺南飯」・・・中国大陸の北方では麺包（パン）や包子（餃子）それに麺類などの小麦を、南方の人はご飯や米粉などのお米を良く食べるので、このような表現がされます。水源の朝市にも「北方大陸餅」のお店があって、焼きあがるはたから飛ぶように売れて行きます。


大陸餅にはネギが入っていて、パンにちょっと甘みがつけてあります。丸い方は豆沙酥餅。アンコ入りのパイ菓子といったところでしょうか。大陸餅と豆漿、時にはこんな朝食もいいですね。

台湾便り ひと足お先に金芒果

清大夜市の果物屋さんの店先に、愛文と金芒果が並んでいました。今年も芒果の季節がやってきました。



早速買って食べました。まだ少し小ぶりですが、夏の味一番！です。これから暑くなりますねぇ。

台湾便り 甘油魚

今日会社の仲間と客家料理のお店に行きましたが、入口に何やらポスターが・・・。


甘油とはグリセリンのことですが、名前からして油っぽい！
能書きを読むと、どうやら外来種の魚で、台湾の低温水域（といっても２３℃以下というから大して冷たくはないですが）に定着したらしい。生存率が高く、生育が早く(一年で６００ｇまで大きくなる）、且つ病気に強いと、ある意味売る側にとってこの上なく有難い魚ですねぇ。肝心の味の方は、「肉質鮮美無比、滋味甘甜で、蛙の脚のような美味しさ」、おまけに蒸しても、焼いても、煮付にしても良い全能魚ですと？！
でも、ちょっと勇気がなくて注文しませんでしたね。
かわりに注文した烏骨鶏（ウコッケイ）と辣椒のスープ、こちらは絶品でした。

ちなみにお店の名前は、瓦窯贔と書いて「ンガラォビィ」と発音します。アフリカのマリやニジェールに行くと、「ンジャメナ」など「ン」から始まる名前の土地があちこちにありますが、台湾にもあったとは意外です。でも、こういうのは日本人にはちょっと発音しにくいですね。

【お店の情報】
『瓦窯贔農荘』　新竹縣新豐郷松林村康楽路一段195之１號　TEL [phone]

台湾便り 杏仁豆腐

日本で中華料理といえば、デザートは杏仁豆腐が定番ですが、先週末デパートの地下で「府城体育公園杏仁豆腐冰」なるパックを見つけました。


台南の杏仁豆腐氷といえばすぐに「体育公園杏仁豆腐冰」が思い浮かぶ、といわれるほど知られているそうなんですが、トッピングは紅豆（あずき）、珈琲、焦糖(カラメル)、山薬(山芋)、紅棗（ベニナツメ）等々と、バラエティーに富んだ品揃えです。


一番オーソドックスな原味を買って、先日お汁粉用に作り置きした小豆アンコを乗っけてみました。
紅豆杏仁豆腐の出来上がり・・・結構いけます。

【情報】
府城杏仁豆腐冰
http://www.onceok.com.tw/store.php?id=10140819

台湾便り 蒙古式火鍋

先週末暖かくなったと思ったら、昨日今日はまた冷え込んでしまいました。ということで、今日は仲間とアパートに程近い所にある蒙古（モンゴル）式火鍋を食べに行きました。

ジンギスカンの国の料理ですから、羊肉（ヤンロウ）は必須ですが、その他に湯葉、野菜、内臓、鴨血、漢方など色々な食材がごちゃまぜになってスープの美味しいこと、身体の芯から温まる感じです。

元宵節の今は、毎晩どこからか花火の音が聞こえます。カーテンを開けると、つい目と鼻の先の交通大学のキャンパスからでした。

【お店の情報】
『天香回味』　新竹市光復路一段440號 TEL [phone]