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台湾便り 上島山・泰安温泉 [台湾の山]

今日は山仲間と「忘年登山+温泉+夕食会」ということで、苗栗縣泰安郷の上島山(シャンダオサン)に登って、泰安温泉に浸かって来ました。

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上島山への登山口は泰安温泉郷の一番奥にあります。12月ですが台湾の山はまだ緑がいっぱいです。山道を登っていると突然目の前に竹林が現れました。直径20cmもあろうかという立派な竹です。

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三時間近くかかってたどり着いた山頂からは、雲海の向こうに霞む山並みが見えました。

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昼食を終えて山道を下って来ると、地元の人たちが登山道を整備していました。つるはしで土をならし、間伐材を切って階段の土止めや支柱を作っています。大粒の汗を流しながら黙々と仕事をしていますが、急斜面なので作業は大変です。有難いことですね。

081206_04温泉遠景.jpg
麓近くに戻って来ると、泰安郷の家並みが目に入りました。日本では山登りの後に良く立ち寄り湯に入りましたが、台湾の登山では初めてで、期待に足取りも軽くなります。

081206_05鳥嘴山.jpg
登山口まで下って来ると、雲間から色付いた林の上に聳える鳥嘴山の絶壁が見えました。


081206_06泰安静止.jpg
さて、待望の温泉は、安藤忠雄さんが設計した「泰安静止温泉会館」で、落ち着いた雰囲気です。コンクリート打ちっぱなしのシンプルなデザインの建物を見て、冗談好きなD君は受付の女性に、「ねぇ、この建物はいつ完成するの?」と半分真顔で聞くと、受付の女性は少しキッとなって「もう完成しています!」と答えていました。

露店風呂には水着着用のものと、日本式のものと二種類ありました。もちろん、「水着を着るなんて温泉じゃない」と思っている私は、日本式に入りました。湯温は少し低めですが、それでも上弦の月を見ながらのんびり湯船に浸かっていると、一日山を歩いた疲れも癒されます。

食事を始める前、隊長のR君が突然立ち上がって、「もうすぐヒデさんの誕生日だから、皆でハッピーバースデーを歌いましょう」と祝ってくれました。レストランにいた他のお客さんたちは、一瞬何事かとこちらの方を振り向きましたが、R君が構わず、「はい、今度は皆さんも一緒に!」と音頭をとると、何と一斉に歌ってくれました。日本じゃ考えられないですけれど、皆さん乗りが良いのでビックリしました。やっぱり台湾ですねぇ。

【泰安静止温泉会館】 苗栗縣泰安郷錦水村圓敦58號 03-794-1951
http://www.papawaqa.com.tw/
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